文化の発展のために 第79回日書展 サンスター国際賞を授与

第79回日書展サンスター国際賞は、かな部の石川昇玉（いしかわ しょうぎょく）先生が受賞されました。

サンスターは日本の書道界で最も権威のある日本書道美術院が主催する「日書展（にっしょてん）」において、最高賞であります「サンスター国際賞」を授与しています。この賞は「文字の文化である書」を国際的な価値として高める目的で1968年に設立され、2009年よりサンスターが後援しています。「サンスター国際賞」は、日本の数多い書道展のなかで唯一、国際賞として位置づけられており、権威ある賞として認められています。

日本書道美術院には、漢字部、かな部、新書芸部、篆刻（てんこく）部の4部門があり、国際賞の対象者は、各部門の第一科審査員の資格を有する書家から選ばれます。

今年の受賞者である石川昇玉（いしかわ しょうぎょく）先生の作品は、藤原道信 後拾遺集の歌で、秋に渡来し春になると帰って行く渡り鳥、雁に思いを馳せ詠まれたものです。