正しい歯のみがき方

歯の正しいブラッシング方法をご存知ですか?

歯のみがき方は、大人と子供でも異なりますし、むし歯と歯周病対策に関しても用具を含めて最適な方法があるのです。
お口の健康は、疾患、症状が顕在化するまでなかなか気付きにくいものですが、まずは正しいセルフケアブラッシングを身につけて、日頃から自分で予防することを心がけましょう。

そもそも何のために歯みがきをするのか?

むし歯・歯周病の原因は、プラーク(歯垢)に潜む細菌です。むし歯や歯周病の対策には、歯みがきによりプラークを除去してお口をケアすることがとても重要です。
特に、睡眠中は唾液が出にくくなり、細菌が繁殖しやすい環境になってしまうので、寝る前の歯みがきはとても大切です。

ハブラシの選び方/交換

ヘッドの大きさ

ブラシの大きさは、上の前歯2本くらいの大きさが目安です。
特に奥歯をしっかりみがきたい方には、奥まで届くように小さいものがオススメです。

硬さ

歯ぐきが健康な方   → ふつうがオススメです。
歯ぐきが痛んでいる方 → やわらかめがオススメです。

交換

ハブラシは使っているうちに徐々に毛先が拡がってしまったりコシが無くなってきますので、一ヶ月を目安に交換しましょう。

正しいハブラシの使い方

みなさんが一番多く使用されているハブラシを使った正しいブラッシング方法をとりあげます。
むし歯対策、歯周病対策など、目的を問わず全ての分野に共通するブラッシング方法なので、ぜひ身につけてください。

正しいハブラシの使い方を動画で見る

ハブラシの持ち方・ブラッシング圧

鉛筆を持つように握る持ち方で、毛先が広がらないくらいを目安に優しくみがく。

奥歯の噛み合わせ面

ハブラシを常に小さく動かし、一本ずつ丁寧にみがく。お口の中にスペースを作り横からハブラシを挿入。

歯の表面

歯ぐきが健康な方は、ハブラシを直角にあてる方法を。歯ぐきが弱っている方など歯周病対策には45度の角度であてる方法がおすすめ。

奥歯の裏側

ブラシを歯に対して少し斜めに入れ、前後に小さく動かす。利き手側の奥歯の裏側はみがき残しが多くなるので要注意。

前歯の裏側

プラークと唾液中のカルシウムが結びついて歯石が付きやすいので、ハブラシを立たせブラシの角の部分を使ってみがく。

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