

毎年6月4日からの1週間は、かつてのむし歯予防デーをきっかけに「歯と口の健康週間」として、全国で啓発活動が行われています。これは、歯と口の健康啓発や歯科疾患予防のための正しい習慣づくりを広めることを目的としたものです。サンスターなど、歯みがき関連メーカー14社などから成る日本歯磨工業会は、この活動の後援団体として、厚生労働省、日本歯科医師会、日本学校歯科医会など主催団体と連携し、毎年啓発ポスターを制作。全国の小・中学校、保健所、歯科医院、各関係官庁、協力団体にお届けし、口腔ケアや日々の歯みがきの大切さを呼びかけています。

歯みがきチャレンジ宣言キャンペーン
また、この時期に、歯みがきに関する標語やイラスト募集するプレゼントキャンペーンも実施。お口の健康への関心を高めることに努めてきました。今年は、意識づけにとどまらず、より良い歯みがき習慣への行動変容を促す「歯みがきチャレンジ宣言キャンペーン」を展開。ふだんの歯みがき習慣についての質問に答えると、より良いケアのヒントが提示され、その中から次にチャレンジしたい習慣を選んで宣言すると、抽選でオリジナル図書カードがもらえるというものです。こうした活動を企画し、実行しているのが、普段は競合関係にある工業会会員各社の社員たち。毎月集い、生活者の皆さまに歯みがきの大切さを伝えたい、楽しく歯みがきを続けて欲しい、と共通の願いを元に、和気あいあいと議論を重ねています。工業会では他にも、製品の環境配慮設計ガイドラインづくり、災害時における協力、国際標準規格の提案など、企業の枠を越えた取り組みが行われ、毎年5月にはマスコミ各社に歯と口の健康週間の取り組みと合わせて、これらの活動についても情報発信を行っています。

2025年5月の記者説明会(中央は𠮷岡貴司 日本歯磨工業会会長)
サンスターは今後も業界各社との連携を通じて、生活者の健康維持に役立つ歯みがき習慣の啓発・発信に取り組んでいきます。