ハブラシや化粧品をつくっているサンスター徳島工場は、地元海岸の美化を目的として毎年開催される「海をきれいにする運動*1」に参加しています。道路に落ちているごみが風に飛ばされたり、河川に流れこんだりして海洋ごみにならないよう地域自治体や地元企業が連携し、エリアを分担して清掃活動を行っています。今年は6月9日(日)に社員と家族58名が参加して、工場周辺のごみを拾う活動を行いました。
*1海をきれいにする運動:徳島工場が所属する松茂工業団地企業協議会主催の年中行事。海浜を含む工業団地の河川や道路など協議会に所属する地元企業が地域を分担し清掃活動を行っている。
参加した社員や家族からは「道路に放棄されるゴミは無かったが、生け垣の中には飲料の空き缶やペットボトルなど、明らかに投げ捨てられたゴミが多かった」「最後の分別は松茂町職員さんがされるとのことで、ゴミの分別の重要さを実感した」「ゴミの収集場所では地元の他企業とも合流し、良いコミュニケーションの機会になった」など、感想が聞かれました。
大原吉晴工場長は「休日にもかかわらず、多くの社員とご家族が参加してくれた。近年特に海洋プラスチック問題は深刻で、社員も一生活者として日常生活から解決行動をしていく必要がある。地元の海をきれいにする活動への参加を通して、海の環境問題への意識を高めるきっかけになればと思う。また、地元企業として地域の自然を豊かにすることにも貢献していきたい。」と話しました。
サンスターでは、SDGs重点目標のひとつとして「Goal12:つくる責任つかう責任」を掲げています。ハブラシやハミガキチューブ、製品パッケージに使用するプラスチック量を減らしたり、再生プラスチックや植物由来原料でできたバイオマスプラスチックの採用を増やしたり、工場で使うプラスチックトレーのリサイクルに取り組んだり、各事業所で地域の清掃活動に協力するなどの取り組みも行ってきました。
これからも、原材料の調達から、製造、物流、販売、さらには生活者が製品を使い終えた後まで、製品ライフサイクル全体を通して廃棄物の発生防止、削減、再利用に努めるとともに、地域の豊かな自然づくりにも取り組んでいきます。