社員も家族も。2つのサンスター山梨工場が富士山の清掃活動に参加。

2023/10/05

山梨県南アルプス市には、サンスターの工場が2つあります。1つ目は、1984年に操業を開始し、自動車用接着剤や建築用シーリング材を製造しているサンスター技研(株)山梨工場。サンスターは、国内外の自動車メーカーの車の窓ガラスなどに多種多様な接着剤を提供しています。また建物の壁面パネルやガラスの目地を埋める建築用シーリング材も製造。ゴム状のシーリング材には、水の侵入を防いだり揺れを吸収したり建物を長持ちさせる効果があり、つい最近完成した日本一の超高層ビルにも、サンスターの製品が採用されています。この工場の隣に2021年に完成したのが2つ目の工場、サンスター(株)山梨工場です。ここではガム・デンタルリンス、オーラツーミーマウスウォッシュなどの液体ハミガキ、洗口液をつくっています。

2023年8月5日、この2つの工場の社員やその家族など33名が、地域貢献の一環として、公益財団法人富士山をきれいにする会主催の「富士山環境美化前期クリーン作戦2023」に参加しました。この活動は、1962年の開始から60年以上続く、地域に根づいた歴史ある環境美化活動ですが、世界文化遺産登録10周年を迎えた今年、企業・団体と個人の参加者合わせて、県内外から43団体・個人の約900人が参加、山梨県側の富士山5合目周辺~6合目で清掃活動を行いました。

この夏は海外からの旅行者も増え、多くの登山客が富士山に訪れていることが報道されていましたが、登山道に落ちているゴミは思いのほか少なく、900名で集めたゴミの合計は90キロほど(可燃物約50キロ、不燃物約40キロ)でした。ユネスコ世界文化遺産・富士山が、多くの登山客に親しまれ、美しい環境が守られることを願い、サンスターはこれからも地域との連携を深め、環境美化への貢献活動を続けていきます。

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