この2年で、防災備蓄への意識はどう進化した?

2023/08/22

近年自然災害が多発する中で、実際に防災への意識がどう変化したのでしょう。サンスターでは、2021年に引き続き、2年ぶりに調査を実施しました。
今回の調査結果で、防災備蓄をしている人は約40%。2021年よりも約10%アップしましたが、まだまだ半数以下です。オーラルケア製品を備えている人については、やや増えたものの全体の約16%に留まりました。

[ 防災備蓄の実施率 ]

[ 防災備蓄実施者のうちオーラルケア製品の備蓄率 ]

[全体におけるオーラルケア製品の備蓄率 ]

また、防災備蓄をしていた避難経験者の7.6%の人がオーラルケア製品を備蓄しておいてよかった、16%の人がオーラルケア製品を備蓄してなかったが、避難時に欲しかったと答えています。

災害時もお口の健康維持が全身の健康維持に重要であることを知っている人の割合も、避難経験がない人に比べて避難経験がある人の方が23%も高くなる結果でした。

[ お口と全身の健康の関わり認知の違い ] (2023年の調査)

この数値の差は、実際の避難経験を通して、よりお口のケアの重要性、オーラルケア製品の必要性を感じられたからではないかと推測しています。

災害時、避難生活の中で亡くなる方の多くは口腔内の細菌や口腔機能の低下が原因となる誤嚥性肺炎であることがわかっています。

サンスターでは、今後も継続して災害時のお口の健康維持の重要性を知ってもらうとともに、災害時でもお口のケアができるよう、水がいらない液体ハミガキをはじめ、ハブラシ、ハミガキなどのオーラルケアの備蓄を推奨していきます。

サンスター「防災に関する意識調査」2021 
【対象者】全国20-60代男女 1,000人 【調査日】2021年2月20日
サンスター「防災に関する意識調査」2023
① 【対象者】全国20-60代男女 20,000人 【調査日】2023年4月28-5月1日
② 【対象者】全国20-60代男女  防災備蓄実施者2,000人 
【調査日】2023年5月16-21日

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