”常に人々の健康の増進と生活文化の向上に奉仕する”。サンスターは、この社是のもと、1985年に「サンスター心身健康道場」を開設しました。健康関連事業に携わる社員自らが“心身ともに健康であるべき”との考えから生まれた社員の福利厚生施設。忙しい日々の中で忘れてしまいがちな「食生活や心身の歪み・クセ」に気づき、『食事・身体・心』それぞれの角度から健康維持・回復へアプローチ場所として、また人間が本来持っている真の健康力(自然治癒力)を取り戻していく場所として、長年社員の健康を支えています。例えば、35歳社員向けの節目研修では、「サンスター心身健康道場」に宿泊入門し、健康道場食の体験や栄養指導、全身の健康を視野に入れた歯科保健指導、ウォーキング、アクアビクスなどの講習を受けることで、日ごろの食習慣、運動・健康習慣を見直す機会になります。また、春の健康診断結果をもとに、腹囲、BMI、血圧などの指標で保健指導が必要と認定された社員は、「サンスター心身健康道場」に入門し、宿泊して保健指導を受けることになっていますが、これも仕事の一環であり、平日業務扱いにしています。
さらに近年はこのしくみが進化。「サンスター心身健康道場」に入門せずとも、社員が日々の生活の中で気軽に健康増進に取り組んでもらえるような工夫がなされています。例えば、在阪の社員向けには健康道場弁当、本社食堂では健康食ランチを提供。特に健康道場チームが開発した食堂メニューは、栄養バランスの整った健康な食事・食環境の認証制度「スマートミール」で、2023年に3つ星の認証を受けました。
また「オンライン健康道場」を開設し、産業医・保健師・管理栄養士による健康に関する情報を発信したり、月に1回「ライブde運動教室」で健康運動指導士 三浦さとみ先生と一緒に運動する機会を作ったり、時間が取れない人向けに運動やストレッチの動画提供する「動画de運動教室」など、社員の健康維持のための幅広いコンテンツを配信しています。さらに、テレワークなどで弱りがちな足腰の強化を重点に2021年に開発された三浦先生監修の「サンスター体操」は、オフィスやオンライン会議システムで毎朝放映され、社員の参加が定着しています。
人々の健康を支える企業として、サンスターは社員の健康増進にも目を向けた様々なチャレンジを、今後も実践していきます。
サンスター心身健康道場の健康法をご紹介
「食事」
肉、卵、乳など動物性のものは一切とらない玄米菜食と青汁です。白米ではなく玄米を用い、青汁も絞ったものではなく、すりつぶした"まるごと"にこだわることにより、食物繊維やビタミン・ミネラルといった栄養素をしっかりとり入れることができます。1日1200kcalという「低カロリーでありながら栄養・滋養に富んだ食事」で腸を健康にし、身体を内側から健全な状態に戻します。
「身体」
身体の動きのクセや姿勢の歪みを自分でチェックし、筋肉のコリを無くしバランスを整えるための、ストレッチや体幹トレーニング、そして早歩きとゆっくり歩きを繰り返すインターバル速歩などの有酸素運動を1日の活動の中に取り入れています。
「心」
約18℃の水と約42℃のお湯に交互に入る「冷温交代プログラム」により、自律神経のバランスを整えたり、今話題のマインドフルネスを実践できるコンテンツを用意したり、身体の健康だけでなく、心の健康も大切にしています。
「心身健康道場」に入門した社員は、「なんだか健康になった気がする」「身体が軽くなった」など、心身の変化を体感していますが、実際にその効果を科学的に解明するために、様々な検証も行っています。