サンスター製品の容器・包装材に使用するプラスチック使用量は日本で年間3,000トン。中でも液体ハミガキ・洗口液のボトルでの使用量が最も多く、環境配慮への観点から、プラスチックの薄肉・軽量化や、つぶせるボトルの設計を進めてきました。これらの取り組みに加え、2023年7月からは環境に配慮し、ボトルに使うプラスチックを石油由来原料から植物由来原料30%配合のバイオマスプラスチックに切り替えをはじめました。サトウキビの搾りかすなどを原料としたバイオマスプラスチックを採用することによって、石油由来プラスチックとの比較すると、CO2排出量を28%削減できます。
サンスターは環境中長期目標で、2030年までに容器・包装材に使うプラスチックの50%を植物由来のバイオマスプラスチックおよびリサイクルプラスチックに置き換えることを目標に掲げています。今回その一環としてサンスター(株)山梨工場で生産する13品種のボトルをバイオマスプラスチックに切り替え、1年間で270トンのCO2排出削減につなげます。
2023年7月にはサンスター㈱山梨工場にマスコミ各社を招き、パッケージ開発担当者から容器・包装材の環境対応として、今後も他の製品へのバイオマスプラスチックの採用拡大を進めていく方針を伝えました。工場長からは、屋上の太陽光発電パネル設置、LED照明の全面採用、ボトル形成から洗口液の調製・充填・包装まで1か所で行う高効率生産ラインなど、2021年に稼働を開始した工場の環境対応について説明し、工場見学も行いました。
サンスターは今後もお客様の笑顔につながる製品づくりと環境負荷低減に努めて参ります。