コロナ禍、外出を控える行動が高齢者のフレイルをより深刻に。

2022/05/01

外出を控え自宅に閉じこもる時間が増えたことは、実は今、お年寄りの健康を維持していく上で、大きな課題になっています。それが「歩かない」「動かない」「しゃべらない」ことで進行するフレイルです。コロナ禍、歩行機会が少なくなると、筋肉の量や質が低下し、転倒しやすくなり、結果、骨折などで要介護状態になるリスクが高まるという報告があります。人の少ない時間を見計らって近所を散歩したり、スクワットやラジオ体操など、自宅に居ながらでもできるストレッチもありますので、ぜひ教えてあげてください。また、ご近所づきあいなど、人と話したり、コミュニケーションしたりする機会も減りがちですが、これによって認知機能が低下するおそれがあります。ふだんから積極的に家族や友人の方から連絡を取ったり、電話で話したりしてあげてください。もちろん食事も大事。3食、いろんな食品を食べるように心がけること。とくにタンパク質はしっかり摂ることで、筋肉を減らさないようにできます。年齢的にまだまだ大丈夫と思っていても、食べ物を食べた時にむせることが多い人は要注意。口腔機能の衰えをオーラルフレイルと呼んでいますが、これは全身のフレイルの兆候であるケースも少なくありません。よく動き、よく喋り、 よく食べる 。コロナウイルスへの感染予防と同じぐらいに注意して、フレイルを予防したいものです。

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