まちがった装着法が、感染リスクを高めることも。

2022/01/01

感染性のウイルスには 、飛沫感染のリスクがあります。咳、くしゃみが出る場合は、マスクを使用し周囲 に飛沫が飛ばないように心がけましょう。咳やくしゃみは、なんと1〜2mも飛んだりすることがありますので、マスクは、咳やくしゃみによる感染源の飛散を防ぐのに有効です。混み合った場所、屋内や乗り物など換気が不十分な場所では、飛沫が、ほかの人の口や鼻の粘膜に付着するのを予防できます。公共交通機関を使用する場合はマスクをつけたほうが良いでしょう。使用方法を間違うと、かえって感染源を広げるので注意しましょう。

マスクの正しいつけ方

  • 必ず鼻を覆ってください。(マスクで鼻、口の粘膜の保護を行います。)
  • 自分に合ったサイズを使 用しましょう。
  • 鼻の部分に針金がある場合は鼻の形にフィットさせましょう。
  • 蛇腹タイプは、蛇腹を広げて顎下まで覆いましょう。

※マスク着用によるウィルスの吸入予防は完全ではありません。一般的なマスクはあくまで感染源飛散の予防と考えてください。

サイズが合っていないと
隙間ができます

蛇腹が広がっていないと
フィットしません

鼻の隙間から
病原菌侵入します

正しいマスクの外し方

使用中、素手でマスク本体に触ってずらしたり、マスク越しに鼻を掻いたりなどしないでください。感染源が指に付きます。捨てるときは必ずゴム紐を持って。

ゴム紐部分に
指をかけて外す

反対側も
同様にして外す

ゴム紐部分以外
触らないようにして廃棄

間違ったマスクの取り扱い

もしもマスクに触ってしまったら、どこにも触らないように注意して手指をアルコール消毒しましょう。

装着時以外で
マスクに触る

外すときに
マスク本体に触る

外した後に
マスク本体に触る

マスクの交換

  • マスクは1回ごとの使い捨てです。
    食事や会話などで外した際は再利用せず交換してください。
  • ずらして、顎にかけたりしないようにしましょう。
  • 呼気により湿気を帯びた場合はマスクのフィルターが空気を通さず、マスクの隙間から空気が出入りしますので交換しましょう。
  • 目に見える汚れがなく、あまり湿気を帯びていない場合の再装着に関しては、表面・裏面に触れないように裏面を内側に折り畳んでマスクケースなどに挟んで保管後、表面・裏面に触れないよう再装着するなど工夫してください。
  • 無造作にマスク本体に触れてその辺りに放置したり、クシャっと畳んでカバンに入れたりしないようにしましょう。

マスク生活を快適に

自分の口臭が気になるマスク。のどにひと吹きでクリアな息になるスプレーを用いるなど、工夫次第でマスク生活も快適になります。

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