自然エネルギーの利用比率が100%の島として、世界的に有名なデンマークのロラン島。6万人を超える住民が風力発電などの再生可能電力だけで暮らしています。自給率はなんと500〜600%。 余剰電力はドイツなど他のエリアへの供給したり、水の分解に使用して水素エネルギーとして貯蔵したり。サステナブル社会のお手本のような島です。日本でも、いくつかのエリアで再生可能電力の実用化の取り組みがはじまっています。たとえば沖縄の波照間島では、使用電力のすべてを連続約100時間にわたり、風力由来の電力でまかなう実験に成功。他にも、瀬戸内海の祝島やさまざまな自治体や企業でも再生可能エネルギーへの取り組みが活発化しています。
サンスターでも、日本国内の工場・オフィスで使用する電力の約72%を、2021年4月から再生可能電力に切り替えました。これにより、電力や燃料の消費などで1年間に排出されるCO2の約6割に当たる約8,500トンを削減できる見込みです。