テレワーク/コアタイムなしのフルフレックス制度導入

エンゲージメント・生産性向上を目指した、多様で柔軟な働き方の推進

 サンスターグループ国内各社では、2020年春からコロナ禍の対応としてテレワークを臨時導入してきましたが、2021年1月から、テレワーク勤務制度を国内各事業会社で正式に施行しました。同時に、会社が実施を認めた対象部署につき、コアタイムなしで午前5時~午後10時の間で始業・終業時間を設定できるフルフレックス制度を新たに規定しました。社員が安全で健康的に働き続けられること、社員同士のコミュニケーションの促進と、多様で柔軟な働き方の推進のバランスを大切に考えています。
 2023年4月には、育児と仕事の両立支援を進めるため、育児短時間勤務制度を拡充しました。従来の適用範囲は3歳未満の子を養育する社員でしたが、これを小学校6年生修了までの子を養育する社員へ拡大し、勤務時間の選択肢の柔軟性も向上しています。
 サンスターグループは、これからも社員の声を集め、労使一体となって新しい働き方の議論を続けていきます。これらの制度を活用して、時間・場所にとらわれない柔軟な働き方を促進し、ビジョンや目標達成に向けた自主性の尊重、成果重視の主体的な業務遂行を目指すことで、エンゲージメント・生産性向上を図ります。

テレワーク勤務制度の利用率

2021年1月の制度施行後の実施率(生産、研究、営業、コールセンターなどを除く)は以下の通りです。

テレワーク・フルフレックス制度を利用する社員の声

テレワークを活用して会議や業務効率が上がりました

生産財事業本部 ケミカル研究開発部(知財グループ) 勤務地:大阪

週4日テレワークを利用しています。遠方の特許事務所へ行かなくてもオンラインで打ち合わせができるようになり、部内会議もオンラインなら集まりやすくなるメリットを感じています。書類整理や押印手続きで必要な出社は気分転換になり、特許調査や解析、レポートを作成するときは、自宅で集中できるので業務効率が上がりました。

子どもの成長を見守る生活は親としての喜びです

消費財事業本部 営業企画部勤務 勤務地:東京

週4日テレワークを中心に業務を行っています。共働きの妻と交代で保育園の送り迎えができるようになりました。朝は親子で保育園に登園して、通勤時間がなくなった分、帰宅後も一緒に夕食をとったり、会話する時間がより多く持てるようになりました。小さい頃のあっという間の成長を日々見守れることは親としての喜びです。

仕事と学業がより両立しやすくなりました

消費財事業本部 事業計画部 勤務地:大阪

週3~4日程度テレワークを利用しています。現在大学院に通っているのですが、通勤していたころ学校のことは土日に集中せざるを得ませんでした。今は平日でもテレワークで終業後、自分のパソコンを開けば大学院の課題の時間に切り替えられます。テレワークのため仕事に集中できるスペースを自宅につくったお陰で、結果として学業もはかどり、より両立しやすくなりました。

どこでも仕事できる環境が介護生活を支えています

コーポレート 総務部勤務 勤務地:大阪

週2~3日はフルフレックス制度の時差出勤を利用して実家へ行き、高齢の母の食事や身の回りの世話をしています。急に母が体調を崩したときは、休暇を取らなくても実家に泊り、テレワークに切り替えて業務をすることもできます。会社と自宅、実家も含め、どこでも仕事ができる環境は、介護生活を支える安心につながっています。

※2021年9月時点の情報です。