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お客様の望む環境対応とは?環境配慮製品に関する調査を実施。

2024/12/26

サンスターは、生活者の環境配慮製品に対する意識を把握するため、20歳代から60歳代の男女1,000名を対象に調査を実施しました。その結果、環境に配慮した日用品を「購入したことがある」人は33.1%、「購入したことはないが、今後購入してみたい」人は32.4%。合わせると3人に2人の人が購入経験や意向があることがわかりました。しかしながら、価格が高くても環境配慮されたものを購入したいと考えている人はわずか10.4%のみ。同価格であれば、環境配慮された製品を購入したいと回答している人が半数(52.3%)にも上ることから、環境配慮製品にお金をかけるまでには至ってなく、価格を抑えた環境配慮製品が望まれている現実が明らかになりました。

日用品を使用する際、「ゴミが多い・ごみを増やしてしまう」「容器やパッケージがもったいない」や「プラスチック製品を捨てる時、いつも環境に悪そうだなと感じる」「汚れたプラスチックゴミはリサイクルできない」といった理由からか、「捨てるとき(32.7%)」に最も環境に悪そうだと感じる人が多い結果になりました。また、年代別で見ると、50~60代に比べ、20~30代の若年層のほうが、「日用品を購入したとき」に環境への影響を気にする傾向がみられました。

さらに、日用品の包装・容器については、「詰替えができるか(38.5%)」「分別のしやすさ(32.7%)」「捨てやすさ(31.6%)」「リサイクルできるか(29.6%)」を3割近くの人が気にしており、多くの人が感じる捨てるときの罪悪感を払拭できるような容器・包装の製品が求められています。

<調査概要>

対象エリア: 全国 調査期間: 2024年10月5日 方法: インターネット
調査対象者: 20歳~69歳の男女 1,000名 (性年代均等割付)

サンスターでは、2024年も環境に配慮した製品開発・改良を進めてきました。例えば、2月に発売したOra2 プレミアムのハブラシは、ハンドル部分に植物由来原料を配合したバイオマスプラスチックを使用し、国内市販ハブラシで初めてBPマーク認証を取得しました。また3月には、包装材のプラスチックケースを捨てるのがもったいないというお客様からの声を受けて、G・U・MのL字型歯間ブラシの包装形態を紙の台紙とプラスチックの透明カバーに変更。包装材のプラスチック量を約80%削減し、ハンドル部にはバイオマスプラスチックを配合しています。さらに、10月に新発売になったGUMデンタルリンス1300mLでは、ボトルの持ちやすさや強度を保ちつつ薄肉化を実現、つぶしやすくすることで、捨てるときにごみのかさを減らせる設計にしました。今回の調査結果を参考に、今後もお客様に求められる環境負荷の低い製品開発を進めてまいります。

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