オーラルフレイル認知率がUP!でも実際に予防・対策に取り組んでいる人は?

2024/10/31

オーラルフレイルをご存じですか?滑舌の低下や食べこぼし、飲食時の「むせ」など、ささいなお口の衰えをきっかけにお口の機能が低下し、栄養不足や気持ちの落ち込みなどを引き起こす現象のことで、その過程も含まれます。見過ごしたままにしておくと、衰えはお口だけにとどまらず、体力・筋力の低下を引き起こし、全身のフレイル(虚弱)が進み、老化を早め、要介護状態になりやすいとの研究結果も。いま、注目のオーラルフレイル、その対策が急がれています。

サンスターでは、2018年からオーラルフレイルの研究、概念の普及や予防啓発を行ってきました。今年、40~79歳800人を対象にサンスターが行った調査*では、オーラルフレイルを知っている人は29.0%。これは、2020年に行った調査から17%もUPしており、徐々に認知率が上がっていることがわかりました。しかしながら、オーラルフレイルの予防や対策をしたい人が72.4%だったのに対し、実際に予防や対策を行っている人はわずか21.4%という結果に。「何をしたらよいのかわからない」というのが、最も多い行動に移せていない理由でした。

*全国の40歳~70歳以上の男女 800人 (男性:400人、女性400人 性年代均等割付)を対象に、2024年07月26日~29日に行ったインターネット調査

そんな方のために、サンスターではお口の元気度を数値化しセルフチェックすることができる無料スマートフォンアプリ「おくち元気チェック」を提供しています。たとえば、お口の筋力トレーニング機能「60回トレーニング」では、「パ」「タ」「カ」「ラ」という言葉から一音を選び、その音を「パ・パ・パ・パ・パ~」とできるだけ速く60回発声することでお口の筋力を鍛えます。「パ」は唇をトレーニングし、食べこぼしの防止をサポート、「タ」・「ラ」は舌をトレーニングして食べ物を運ぶ機能を高め、「カ」はのどの筋肉をトレーニングし、飲み込む力を鍛えるサポートをします。オーラルフレイル予防は、ささいなお口の変化を見逃さず、早い段階で気づくこと。そして健康な状態に戻すための適切なケアとトレーニングを継続していくことが重要です。履歴確認機能では、トレーニング結果の経過をグラフで確認したり、トレーニングの継続日数を記録することができます。オーラルフレイルは40歳代から徐々に進行する現象。ぜひあなたも、お口の元気度をチェックしてみてください。

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