山梨県南アルプス市に、G・U・M、Ora2の洗口液、液体ハミガキを生産するサンスター株式会社の山梨工場。建築用シーリング材、自動車・電子機器用接着剤などを生産するサンスター技研株式会社の山梨工場。サンスターグループは、山梨県下に２つの工場を持ち、「100年mouth 100年health」を掲げ、人生100年時代におけるお口の健康を起点とした全身の健康と豊かな人生の実現を目指しています。同じように、歯と口腔の健康を通じて健康寿命を伸ばすことで、県民の健康格差の縮小を目指している山梨県。さらには、歯科保健医療に携わる立場から県民の口腔の健康づくりを進め、口腔機能を生涯にわたり維持できるよう取り組んでいる山梨県歯科医師会。思いを同じにする三者が連携し、歯みがきなど日常のお口のケア、オーラルフレイル（お口の虚弱化）予防、災害時のお口の健康維持の重要性啓発を通じて、県民の健康増進に貢献していくことを宣言しました。

2023年6月には県民のお口の健康づくり啓発のための講座「健康寿命延伸はオーラルケアから～オーラルフレイル予防について～」を共催、約100名の県民に参加いただきました。講演には、東京大学の高齢社会総合研究機構長・未来ビジョン研究センター教授の飯島勝矢先生や山梨県歯科衛生士会の認定歯科衛生士の内藤礼子さんをお招きし、なぜ今「オーラルフレイル予防」が必要なのか、そしてオーラルフレイル予防に役立つオーラルケアの知識について、わかりやすく、実践的にお話いただきました。サンスターからは、この日学んだことをご自宅でも思い出し実践していただけるよう、オーラルフレイルに関する読み物や、オーラルフレイル予防の基本になるオーラルケア製品の紹介、配布などを実施。運営にも協力しました。

この講座は、山梨県歯科医師会のHPにて公開されているので、是非ご覧ください。

「健康寿命延伸はオーラルケアから～オーラルフレイル予防について～」

この県民公開講座に参加された「山梨県食生活改善推進員連絡協議会*」の方々にも共感をいただき、今後は県内各地の食生活改善推進員への勉強会を実施し、県民の皆さまへの支援活動時にオーラルケアの重要性に関する情報伝達していく予定です。
また、2023年11月19日に甲府市の小瀬スポーツ公園で開催される「第36回山梨県民の日記念行事」に、山梨歯科衛生士会が災害時のお口の健康維持に関するブースを出展する際、サンスターの防災ハンドブックを配布するなど情報発信に協力する予定です。この機会に災害時のオーラルケアの重要性とケア方法について知っていただきたく、ぜひブースに立ち寄ってみてください。

* 山梨県食生活改善推進員連絡協議会は、食生活改善推進員として「私達の健康は私達の手で」をスローガンに、自分や家族、地域の人たちの健康づくりをすすめるために活動するボランティア団体です。5保健所管内27市町村ごとに推進員会が組織されており、会員数2,968名（令和5年現在）在籍。各推進員会の事務局は各市町村担当課や各保健所にあり、行政と綿密な連携のもと活動しています。

山梨県民の口腔の健康づくりに関する連携協定を締結（ニュースリリース）

サンスター「オーラルフレイルケア プロジェクト」サイト

サンスター「防災にオーラルケア」サイト