お国が変われば、お口のケアも変わる。

2022/05/01

サンスターでは、口腔衛生とデンタルケアに関する消費者意識調査を世界15カ国で実施。その結果をまとめました。各国のお国柄や人柄も感じられる、なかなかユニークな結果内容。その一部をご紹介します。

口臭があると答えた人がもっとも多かった国は、なんと日本でした。実はマウスウォッシュの使用率がもっとも低いのも日本。直接的な関係があるかどうかは分かりませんが、興味深いデータです。調査した15カ国のうち、アジアは5カ国でしたが、その5カ国で上位を占めるという結果に。アジアに人は、世界的にみても口臭を気にしているということがわかりました。

歯みがきの頻度の調査では、インドネシアと英国が高スコア、お口のケアの意識が高いという結果が出ました。下位はブラジル、メキシコ。中南米の方は歯を磨く習慣があまりないようです。しかしブラジルは、舌を磨く人の割合ではトップになっています。歯みがきより舌みがき。口臭意識の調査でも「口臭があると思う」と答えた人がもっとも少なかったことを考えると、この数字も納得できます。

お口の健康と全身の健康に何らかの関係があると理解している人は、世界全体ではわずか21%でした。もっとも理解が高かったのは日本でも38%。もっとも低かった英国に至っては、12%しかありませんでした。口腔の状態が、病気や寿命と関係していることを、もっともっと啓発していく必要があるようですが、今回の調査で、各国ではお口のケアの意識は違えど、共通して「お口が健康であることには価値がある」と思っていることがわかりました。このことは、大きな成果ではないでしょうか。

  • 対象人数:15,000人
  • 対象国 :アルゼンチン、イタリア、インドネシア、英国、オランダ、シンガポール、スペイン、タイ、中国、ドイツ、日本、フランス、ブラジル、米国、メキシコの15カ国(50音順)
  • 対象年齢:18〜65歳(男女同数)
  • 実施時期:2021年4月

この記事をシェア