54 最先端カテーテル治療で多くの命を救う 三角 和雄 循環器内科医

放送時間
26:00
放送日時
2016年6月25日

従来、開胸手術などの外科手術が必要だった、狭心症心筋梗塞は、今、心臓カテーテル治療が第1の選択肢になりつつある。カテーテル治療とは、脂肪などで狭くなったり、詰まってしまった血管に細い管を通し、血管の目詰まりを改善、血液が十分に流れるようにする治療。その、心臓カテーテル治療を日本で一番多く行っている医師がいる。その数、年間3,200例以上。さらに、医師は脳以外の全ての血管の治療を行っている。そして、医師が操作するのはコレステロールの壁を粉砕するドリルやクロッサーなどの最先端の機器。また、宇宙船のようなハイテク設備の整ったカテーテル治療センターで、6つの部屋で行われている治療の指揮も執る。そんな最先端のカテーテル治療で多くの命を救う医師、循環器内科医三角和雄医師に密着した。