ホーム > 環境・社会活動 > 部門ごとの取り組み > 開発 > 自動車用常温プレ硬化型2液シーラーの開発

自動車用常温プレ硬化型2液シーラーの開発

自動車用常温プレ硬化型2液シーラーの開発

サンスター技研は、自動車製造ラインで使用するシーリング材・コーティング材の塩ビフリー製品の開発や、揮発性有機化合物(VOC)を低減した製品を開発してきました。近年は、自動車製造ラインの低温化、工程短縮に貢献する製品開発を進めております。

自動車製造ラインで排出される二酸化炭素量は、塗装炉から排出されるものが多く塗装炉の低温化はCO2を低減することができます。また、塗装工程の工程短縮は、電力消費量を低減することができます。自動車製造ラインでは、これらに対応するため変化してきており、また、そこで使用される自動車用塗料も、これまでの溶剤系塗料から環境対応の水性塗料へと変化しております。

私たちも、環境共生と品質維持向上を目指し開発活動をしております。その中の一例として今回、常温プレ硬化型2液シーラーを開発しました。通常の1液シーラーは加熱するまで未硬化であるため、シーラー塗布後の塗装外観に不具合を発生することが有り、外観品質を向上させるため、塗装前にシーラーのみを硬化させる必要が有りました。しかし本開発品は塗布後30分でプレ硬化し、塗装外観を向上させながら、加熱炉を減らすことができ、品質と環境負荷低減の両立を達成しています。また常温プレ硬化型2液シーラーは、塩ビフリー素材を採用し、これまでの当社が培った技術を使用した低温反応型密着剤による低温接着性や水性塗料にも適合する性能を付与しております。このように当社の製品だけではなく自動車づくりの環境と周辺材料とのマッチングにも配慮をしました。

これからも、自動車の製造ラインは変化していきます。環境負荷低減の対応をしていく、モノづくりの現場の動向を、いち早く且つ正確に入手し、より高品質の製品を開発していきます。