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歯周病発症リスクが高いといわれるタクシードライバーを応援!
3ヶ月の共同プロジェクトで歯周病予防と口腔衛生への意識が向上

2018年5月30日
サンスターグループ

サンスターグループ オーラルケアカンパニー(以下サンスター)は、お口の健康を見直し、積極的なオーラルケア・歯周病の予防を喚起するために、昨年11月8日『いい歯の日』から開始した、『Everyday G・U・M(エブリデイ ガム)』キャンペーンの一環としてタクシードライバーのみなさまと歯周病予防の習慣作りに取り組みました。これは、タクシードライバーをはじめとする運輸・通信に携わる職業に就く人は、そのライフスタイルの影響により歯周病リスクが高いという研究結果※1に着目したもので、タクシードライバーのみなさまの歯周病予防を促進するため、都内大手タクシー会社日本交通と日本初の共同プロジェクトとして、オーラルケアセミナーを行い歯周病予防の重要性や各種オーラルケア製品の使用法の説明を行いました。その後、参加者には、各種オーラルケア製品をお渡しし、それらの使用方法やタイミングをお伝えしました。その3ヶ月後、プロジェクト参加者の実施前後の口腔内環境、健康意識のアンケートにおいて、歯周病予防と口腔衛生への行動の変化と意識の向上がみられました。

※1 2016年10月「歯周病の発症と職業間との関連性について」Koichiro Irie, Toru Yamazaki, Saori Yoshii, Hideo Takeyama, Yoshihiro Shimazaki


アンケート結果

オーラルケアセミナーから3ヶ月後、口腔環境の変化やオーラルケアに対する行動の変化が顕著に現れ、特に半数以下だった歯間ブラシまたはフロスの使用率は42%もの増加がみられました(図1)。また、職場や外出先で歯をみがく人が11%増加し、毎日夜寝る前に歯をみがく人が13%増加する(図2)など、歯みがきの習慣や日常生活の行動の変化が多く見受けられました。さらに、自宅でのケアだけではなく歯科医院への通院に対する意識にも変化が見られました。


図1:歯間ブラシまたはフロス使用率

<アンケートの方法>
調査期間:2017年11月6日~2018年2月6日
対象者:22~65歳までの男女118名の日本交通に所属するタクシードライバー


Everyday G・U・Mキャンペーン:  G・U・M × タクシードライバー共同プロジェクト概要

  • タクシー会社日本交通のタクシードライバーを対象に、
    一般財団法人サンスター財団歯科衛生士によるオーラルケアセミナー開催
    <セミナー内容>
    歯周病予防の重要性や歯周病と全身疾患との関わりについて講演。
    1日3回歯をみがく人と比較して、1回のみの人では、およそ1.6~1.7倍、
    就寝前に歯をみがかない人では、1.4~1.5倍むし歯・歯周病の罹患者数が多いというデータ※2を紹介
  • 受講後、ガムブランドのハブラシ、デンタルリンス、歯間ブラシ、デンタルフロス、お口/のど殺菌スプレーなどをお渡しし、これらを使った毎日のケアを参加者の意思で約3か月間実践
  • プロジェクト実施前と3ヶ月後で口腔内の環境や健康意識の変化に関するアンケートを実施

※2 20代~50代36,086名の歯科健診データをもとに算出 一般財団法人サンスター財団調べ




アンケート結果詳細

日常生活でオーラルケア行動への変化がみられた

プロジェクト開始から3ヶ月後のアンケートでは「職場や外出先で歯をみがく」と回答した人が11%増加、「夜寝る前に歯をみがく」と回答した人が13%増加するなどの歯みがき習慣の改善がみられました(図2)。また、歯間ブラシまたはフロスの使用率が42%増加しました(図1)。これは、ハブラシによるブラッシングだけでは、歯と歯の間の歯垢は十分に除去できないことをオーラルケアセミナーで説明したことが関係していると考えられます。


図2:夜寝る前の歯磨きについて


歯周病ケアへの意識的な変化は最終的にプロフェッショナルなケアへ

プロジェクト開始から3ヶ月後のアンケートでは「歯科医院等で歯みがき指導を受けたことがある」と回答した人が13%増加し(図3)、さらに「年に1回以上は歯科医院で定期健診を受けますか」という問いに対しても6%増加しました。

また、プロジェクト終了後に参加者からは『歯の健康の重要さを知り、意識が高まった』、『歯科医院での定期健診を心がけたい』や『今後も継続してケアしていきたい』などといった声がありました。


図3:歯科医院等で歯みがき指導を受けたことがあるか

これらのアンケート結果の考察と、歯周病の予防方法について岡山大学病院予防歯科の入江浩一郎先生に解説いただきました。


岡山大学病院予防歯科 入江浩一郎先生の解説

歯周病予防には、口腔衛生への意識の向上が大切です。本プロジェクトのセミナーや実践を通し、歯周病と口腔衛生への意識が向上し、健康寿命の延伸と生活の質(QOL)の確保への寄与がうかがわれます。歯の健康を守るのは、1人1人の日々の行動の積み重ねですので、意識づけをすることができたという点で、今回のキャンペーンはよい結果であると思います。

また、歯周病の対策には歯垢を除去することが重要です。ハブラシによるブラッシングだけでは、歯と歯の間の歯垢の61%しか除去できず、フロスの併用で79%、歯間ブラシの併用で85%まで除去できるという報告があります※3。また、歯間を清掃することで唾液の通り道が作られ、自浄作用もアップします。ハブラシだけでは十分ではないことを意識し、デンタルフロス、歯間ブラシの併用による積極的な対策をおすすめします。

歯周病は自覚症状がほとんどないままに進行してしまう病気です。歯科医院での定期的な健診や、少しでも異変を感じたらすぐに歯科医院を受診しましょう。

※3 日歯保存誌 48(2), 2005, 272-277


入江 浩一郎(いりえ こういちろう)先生
岡山大学 博士研究員 コロンビア大学メディカルセンター 博士研究員
経歴: 2006年岡山大学歯学部 卒業、2007年京都大学医学部付属病院 歯科口腔外科 歯科初期臨床研修医 修了、2011年岡山大学大学院医歯薬学総合研究科予防歯科学分野 博士課程 修了、2012年米国ワシントン大学歯周病学講座 博士研究員、2013年愛知学院大学歯学部口腔衛生学講座 講師、2015年岡山大学病院予防歯科 講師、2017年米国コロンビア大学メディカルセンター 博士研究員


Everyday G・U・Mキャンペーン: G・U・M × タクシードライバー共同プロジェクト実施背景

男性における歯周病リスクがライフスタイルによって異なるという研究結果※4は、入江浩一郎先生、愛知学院大学、三重大学の共同研究グループにより発表されており、特に、運輸・通信に携わる職業に就く人は、専門的・技術的職業の人と比べ、歯周病罹患率が高いという結果が発表されています。(図4)

図4

今回の『Everyday G・U・M』キャンペーンでは、日中の歯みがきの機会が比較的少なく、歯周病リスクが高いとされるライフスタイルのタクシードライバーの皆さんの歯周病予防を促進するため、タクシー会社大手の日本交通とタイアップしました。

※4 歯科検診の受診者3,390名を対象に、5年間の追跡研究を実施。

【G・U・M】

G・U・Mは、サンスターから、歯周病の原因菌の殺菌と原因菌のすみかである歯周プラークの除去による歯周病対策を目的としたオーラルケアブランドとして1989年に誕生。― デンタルペースト、デンタルリンス、デンタルブラシ、歯間クリーナーをラインナップしている歯周病予防ブランドです。


G・U・Mブランドサイト http://www.sunstargum.com別ウインドウで開く

サンスターグループ オーラルケアカンパニーについて

サンスターグループは、持株会社サンスターSA(スイス・エトワ)を中心に、事業分野毎に全世界の研究・マーケティング・製造・販売を統括する、オーラルケアカンパニー、ヘルス&ビューティーカンパニー、SEカンパニー(接着剤、シーリング材等、モーターサイクル部品の事業を担当)の3事業カンパニーと、全世界のガバナンス、管理機能を統括する経営本部で構成、グローバルな事業運営を行っています。オーラルケアカンパニーは、歯周病菌とたたかう「G・U・M」、健康なお口と美しい歯のための「Ora2」、歯科関係者や患者様のニーズに応える「BUTLER」などを製造・販売しています。

本件に関するマスコミからのお問い合わせ先
サンスターグループ 経営本部 広報部   TEL:03-5441-1423 FAX:03-5441-8774
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