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様々な分野で生き生きと活躍されている女性たち。各分野のプロである彼女たちの目から見た、健康、ライフスタイル、キャリアについて、広報の女性スタッフがお話を伺うインタビューシリーズです。 >> インタビュー一覧
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Interview vol.12 フォト・ジャーナリスト 安田菜津紀さん (前編)
安田菜津紀(やすだ・なつき)
フォトグラファー/ジャーナリスト。スタディオアフタモード所属。
2003年8月、「国境なき子どもたち」の友情のレポーターとしてカンボジアで貧困にさらされる子どもたちを取材。守るものがあることの強さを知り、彼らの姿を伝えようと決意。2006年、写真と出会ったことを機に、カンボジアを中心に各地の取材を始める。
現在、東南アジアの貧困問題や、中東の難民問題などを中心に取材を進める。
2008年7月、活動が日本青年会議所主催、青年版国民栄誉賞「人間力大賞」会頭特別賞を受賞。
2009年日本ドキュメンタリー写真ユースコンテスト大賞受賞。
公式サイト:http://www.yasudanatsuki.com
安田菜津紀氏
カンボジアのHIV陽性者が暮らす「緑の村」
今日は写真展の会場(新宿・コニカミノルタギャラリー)にお邪魔しています。写真展を開かれるのは久しぶりですか?
去年の4月にパラリンピックの報道写真展に参加して、その後、写真を何枚か追加して同じ写真展を朝日新聞本社で開催しました。なので、大きい写真展は約1年ぶりです。
今回の写真展『「緑の壁」HIVとともに生きる』を取材されたきっかけは?
去年の5月にカンボジアに足を運んだ際に、友人からこの村のことを聞いたんです。政府がHIV感染者だけを一ヶ所に集めて、緑のトタンで囲まれた長屋に強制的に移住させたという話を。それで、すぐに足を運んだのが取材のきっかけです。
その「緑の村」は政府が作ったんですか?
そうなんです。いくつかの国のNGOが批判をしたりはしているんですが、日本ではあまり知られていません。以前はプノンペンのど真ん中にあったのですが、そこが開発地区に指定されて、「緑の村」を含むスラム全体が近所に移設になりました。でも、なぜか「緑の村」の人たちだけが、遠く離れた郊外に移住させられてしまったんです。プノンペンにあったときも、一ヶ所だけしかない村の出入り口は、夜9時になると政府の人が閉めてしまいます。半分隔離された状態で、周囲の住民の目も「エイズ村だ」とすごく嫌悪した言い方をしていました。
それはとてもショッキングな話です・・・
私も最初にこの村に足を運んだとき、そういう事実があるということにすごく衝撃を受けました。最近のカンボジアの動向として、都合の悪いものは隠してしまえということが多くて、スラムの退去はこの2年間に50件くらいあります。その中でも、「緑の村」の場合は、住民がHIVに感染している方々ですから、プノンペンにある病院まで何時間も通って治療を受けなくてはいけません。しかも、それまでプノンペンで就いていた、バイクタクシーとか市場のポーターとかの仕事も手放さなければならなくなったんです。すごく厳しい状況で生活しているのが伝わってきました。
 
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