 |
 |
|
 |
 |
 |
|
| Interview vol.7 |
オペラ歌手 森 麻季さん (前編) |
|
 |
 |
|
|
| 森麻季(もり・まき) |
東京藝術大学、同大学院修了。文化庁オペラ研修所修了。ミラノとミュンヘンに留学。ドミンゴ世界オペラコンテストを始め、国内外のコンクール入賞多数。出光音楽賞、ワシントン賞、ホテル・オークラ賞受賞。ドミンゴに認められ、ワシントン・ナショナル・オペラでアメリカデビュー後、ワシントンとロサンゼルス・オペラで、ドミンゴ、フレデリカ・フォン・シュターデ、ロベルト・アラ−ニャ等と共演し絶賛を博す。内外のオーケストラとの活動も幅広く、コロラトゥーラの類稀なる技術と透明感のある美声、深い音楽性と華のある容姿で絶賛を浴びている。2007年にはドレスデン国立歌劇場「ばらの騎士」ゾフィー役でデビューして成功を収め、秋には同歌劇場日本公演にも出演予定。二期会会員。
オフィシャル・ホームページ: http://www.makimori.com/
森麻季さんブログ: http://www.makimori.com/blog/ |
|
 |
|
|
|
 |
 |
 |
| 今はオペラ歌手として世界の舞台で活躍する森さんが、初めて歌を勉強するきっかけとなったのは音楽の先生からの勧めだったそうです。ずっと続けていたピアノから声楽に転換するということには勇気がいりませんでしたか? |
もちろん勇気は要りました。始めはピアニストを志していたくらいですから、あくまで音楽性を豊かにするための勉強と思っていました。でも、声楽を勉強してみると、美しいメロディーにシンプルな伴奏がついて、何とも心地よく感じられました。それまでピアノと格闘していた私の「音楽=難しい、大変」というイメージが、楽しみに変わりました。もちろんそれは最初だけで、あとから歌の難しさを知ることになるのですが・・・。 でも美しい声を聴いて憧れるようになって、本格的に勉強したいと思うようになりました。一番の決め手は、「学生コンクール」という大会でしょうか。自分の歌のレベルが全くわからなかったので、全国各地から声楽を勉強している高校生が集まるこのコンクールへの出場は、とても良い勉強になりました。私は歌を始めてすぐに参加したので、課題曲も自由曲も初めてのものでしたが、運良く入選することができました。これは自分のピアノのレベルに置き換えると大変な快挙だったので、こちらの方が自分には向いているかもしれないと思って、声楽科に転科しました。 |
 |
| それで、現役で芸大に合格されたんですね。大学時代に、大変だったことは何ですか? |
| 例えば芸大に入る方は、ご家族が音楽関係の方とか、声楽に関する知識が豊かな方が多いのです。私は本当に何も知らなくて、いつもみんなの話を聞いて勉強させてもらっている感じでした。入ったばかりは、まだオペラのことも知らず、課題でいただくものを一つ一つこなしていくだけで精一杯という感じでした。 |
 |
| オペラ歌手になるというビジョンを持たれたのはいつごろだったんですか? |
| 大学院のころでしょうか。大学のときには周りにオペラやクラッシックの音楽をすごく愛していて、先生のように詳しい人がたくさんいたので(笑)、私がプロになるなんておこがましいと思っていたんです。でも音楽に携わっていけたらいいなと思っていました。大学までは一般の科の授業もありますし、個人レッスン以外では歌を掘り下げて研究する機会もなかったのですが、大学院になって追求して研究するようになって、そのあたりから奥が深くておもしろいなと思い始めました。 |
|
 |
|
| |
| 1/3 |
 |
|
 |
|
 |
 |