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様々な分野で生き生きと活躍されている女性たち。各分野のプロである彼女たちの目から見た、健康、ライフスタイル、キャリアについて、広報の女性スタッフがお話を伺うインタビューシリーズです。 >> インタビュー一覧
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Interview vol.4 女優、脚本家 真柴 あずきさん (後編)
好きこそ力。やっぱり小説を!
書く作業というのは、心身のコンディションが問われますよね。
そうなんですよね。切り替えがなかなかうまくいかないときは、1日中パソコンの前に座ってはいても、結局一行も進まなかったり(笑)。そういうときは最近はあきらめて寝ちゃうんです。でも、いったん書き始めると、はっと気づくと16時間、ということもあります。
ちなみに、デスクのマストアイテムはあるんですか。
必ずコーヒーを飲みながらですね。それだけでは胃に悪いかなと思って、時々違うものを飲んでます。あとは、テレビをつけていないとダメなんですよ。小さく音を流しておいて、それを遮断して集中するんです。しーんとしていると、かえって何か落ち着かないんですよ。音楽だと聴いちゃうので、テレビがちょうど良いんです。ドラマだとたまに観ちゃいますけど(笑)。
それで役者さんを思い浮かべて書かれるんですね。
最近は、たとえばうちの岡田達也をロバート・デ・ニーロだと思って書いてみたらどうだろうか、なんて考えてはいるんですけど(笑)。キャラクターを決めるときにも、よく成井と「この役を有名な役者さんにたとえると誰だろう?」という話をするんです。いろいろな人の名前があがりますが、どうしても本人を良〜く知っていますからね。良かれ悪しかれ、こういう台詞は言いにくいだろうなとか、わかっちゃうんですよ。わざと書くということはしますけどね(笑)。こなしてごらん、とか言って。
真柴さん自身が、憧れや目標とされてきた方はいらっしゃいますか?
一番最初にはっきりと憧れたのは向田邦子さんですね。NHKのドラマ『あ・うん』を観て、本当に面白くて、キャラクターも良かったし、感動しました。自分で自分の首を絞めることになっちゃうんですけど、いつか向田邦子さんみたいなドラマが書けたらいいなぁと思っております。
役者さんとしての憧れの方はいらっしゃるんですか。
この人すごいって思ったのは、草笛光子さん。十何年も前にパルコ劇場で、『ヨンカーズ物語』というニール・サイモンの舞台を観たんですけれども、それに草笛さんが主演をなさっていて。一切、笑わない、すごく厳しい頑固なおばあちゃんに預けられる男の子2人の話のおばあちゃん役なんですけれども、物語がすべて終わった後、カーテンコールで草笛さんが初めてにこっと笑われるんですよ。
やられたって感じですね(笑)
そう。それが、今年に入って書いたドラマの準主役に草笛さんが出てくださって、本当に素敵でした。お会いしてお話させていただくと、必ず何か勉強になりますね。あんなに先輩ですのにもう元気いっぱいで、ドラマの打ち上げも二次会でずっと踊っていらっしゃるんですよ。
晴れやかなんですね。
晴れやかですね。かわいいし、素敵ですねぇ。お芝居に関してはすごく真摯でいらっしゃるし。「私はあまり時間がないので、いい作品にしか出たくないの、いい役を書いてくれてありがとう」と言ってくださって、本当に嬉しかったですね。私も40歳を過ぎてみて、劇団も20周年という節目を経て、もう1回エンジンかけていきたいなぁと思っています。
ではこれからの夢、目標は?
そろそろ、小説を書きたいですね。ずっと書きたい、と言ってるくせに、腰が重くて。でも、最近、女性でいい書き手がたくさん出てきているので、彼女たちの作品を読むだけで、今は満足してしまうんですよね(笑)。でも、本当に自分でも書きたいですし、舞台、ドラマ、映画、いろいろなことをこれからもやっていきたいです。どれか1本でも、一言の台詞でもいいから、やっぱりちょっと元気がないなという人の背中を少し押してあげたい、ずっとそういうふうにあり続けていきたいと思いますね。
最後の質問になりますが・・・女性の美しさって何だと思われますか?
そうですねぇ。好きになる力だと思うんです。人でもいいですし、モノでもいいですし、何かおいしいものを食べて、「ああ、おいしい」とかでもいい。女の子たちがかわいいものを見て、「かわい〜」と言っているときも、きっと脳に何かいい物質が出ていると思うんですよ(笑)。そういう積み重ねが、人を美しくしていくのかな?と。で、その美しさって、私はイコール健やかさだと思うんです。健やかという言葉がすごく好きなんですよ。
美しさは健やかさとつながっているんですね。
ええ。好きなもののためだったら、人は努力できるし、暗くもならないと思うんですね。自分を好きになりなさい、ってよく言うじゃないですか。でも、この曲がいいなとか、この絵が素敵だなっていう思い、いっぱい経験していくということが、私は自分を可愛がるってことだと思うんですよ。自分に贅沢をさせると言いますか、おいしいものを食べるということもそうですし、いろいろな人に会って、「好き」をどんどん広げていっていただければ、自然と美しくなっていくのではないかな、と思います。
これからもっともっと作品を書いていきたい、という真柴さん。
舞台、テレビ、そして小説にとますます広がる夢に、私もお話を伺いながら元気をいただきました。
素敵なお話、どうもありがとうございました!
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