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様々な分野で生き生きと活躍されている女性たち。各分野のプロである彼女たちの目から見た、健康、ライフスタイル、キャリアについて、広報の女性スタッフがお話を伺うインタビューシリーズです。 >> インタビュー一覧
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Interview vol.1 歯科衛生士 ジル・レスマンさん (後編)
 
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患者とのコミュニケーション・キーワード「ホット・ボタン」
「QOL」という言葉は、身体の健康だけでなく、メンタル・ヘルスや社会生活など、色々な面を含んでいますよね。
その考え方はとても重要です。歯科衛生士はお口の健康と全身の健康という視点から考えますが、患者さんは自分にとって良いか悪いか、という視点で考えます。「良い笑顔ができている」とか「息がきれい」と感じられることが重要なのです。ですから、ウェルネス・予防メッセージと「自分にとって良いことだ」というメッセージとを組み合わせることができれば、みんなにとって重要なことなわけですから、インパクトを与えることができるわけです。
歯科診療の現場に立つスタッフと患者さんとのコミュニケーションについて話すときに、“ホット・ボタン”の話をします。“ホット・ボタン”というのは、みんなが魅力を感じて行動したいと思わせるもののことです。ですから人によって“ホット・ボタン”はまったく違っていることもあります。でも、その中でもみんなが共通して持っているのが「見た目を良くする」というもの。これがお口の健康に関して、患者さんとコミュニケーションをはかるときに利用することができる“ホット・ボタン”なのです。ですから、最近、審美の側面が強調されることで、歯科衛生士が患者さんとコミュニケーションする有効な手段が増えているのは、とても良いことだと思います。
“ホット・ボタン”は年齢によっても違いますか?
そのとおり、年齢によっても違います。実は、性格によっても違うんですよ。例えば、CEOやリーダーなど支配的な性格の人の場合、“ホット・ボタン”は「私の時間を無駄にするな」なんです。彼らは、雑談には興味がありません。彼らは、歯科衛生士が、やるべきことを理解してきちんと実行することを望むのです。一方で、芸能人や歌手、レストランの店員さんなど、双方向のコミュニケーションを望む人々がいます。こういう人たちは話をするのが好きですから、時間の無駄だとはまったく思いません。むしろコミュニケーションは重要なことだと思うわけです。ですから、もし患者さんが支配的な性格の人なのに、コミュニケーションが好きな人にするような接し方をすれば、時間を無駄にしている、と見られてしまいます。逆に、コミュニケーションが好きな患者さんに、支配的な性格の人と同じやり方でただ黙々と仕事をすれば、それも気に入ってもらえません。このように、患者さんの性格の違いについて知っておくと、効果的にコミュニケーションすることができますね。
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