HIV(エイズウイルス)とともに生きる女性たちによるエッセイ集。
「夢」 / モニー
夢とは、睡眠中の意識を占める思考、一連の思考、あるいは想像上のやり取りと定義されてきました。睡眠中の視覚という見方もできます。また、意識を夢想の世界や突飛な考えにいざなうこと、これから現実のものになろうとしている幸せとして漠然と期待すること、空想上の概念や考えを抱くこと、または想像することとも言えます。
誰もがそれぞれの夢を持っています。たとえば、ヘレン・ケラーは盲目で聾唖でしたが、満たされた夢の世界を持っていました。彼女は、夢の中では自分が他の多くの人たちよりずっと幸福であると信じていました。自分の見た夢を振り返ると、楽しい夢が圧倒的に多かったようです。
HIVとともに生きる人間として、私が抱く夢とは?
AIDS患者への偏見と差別はいまだに続いていることを知りました。私たちは不当な扱いを受けてきたのです。HIV/AIDSと生きる人々に公平なアクセスを与えるという、協定に明記された公約を破っている国もあります。私たちの意見の反映にしても、有意義な参画にしても、望むほどの成果は得られていません。
長い道のりになることは私たちもわかっていますが、HIV/AIDSと生きる人々の運動に終わりなどありません。共通の利害関係がある私たちは、大勢で一致団結し、為政者たちに忘れられないようにこう叫ぶのです。「ほら、これが埋めるべきギャップなのです。どうやったらもっとうまくやれるかを私たちは知っていますから、いつでも喜んでお手伝いしますよ」。私たちが歩むのはいばらの道ですが、決してあきらめません。
夢に近づくためには、明確な計画を立てたり、ビジョンを持ったりすることが必要です。これにはしばしば具体的な行動が伴います。例えば、今私は赤ちゃんを欲しいと思っています。そこで、取らなければいけないステップを次のようにリストアップしてみました。
・自分のCD4数とウイルス量を把握する
・母子感染予防(PMTCT)のためのサービスについて情報収集する
・栄養と睡眠を十分に取り、時間通りに薬を服用して、健康を維持する
・仕事を見つける
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