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| 【田崎】 印刷方法を最終的に絞り込む過程ですね。3つの印刷方法のうち、ホットスタンプ案は、コストがかかる点と箔押しが多色になるため難しいということで選択肢から省き、ひとまず3つ目の外部印刷を検証してみることにしました。しかし、印刷会社の担当者と話すうちに、グラデーションの表現が再現できないという問題に突き当たったのです。今回のデザインポイントは、フレーバーに合わせたカラーの花にあり、その花びらが外に向かって徐々に白っぽく色が薄くなっていくグラデーションになっています。この白く色が変化するグラデーションを表現するには、銀色の原反の上に、白色を乗せて、その上に花のオレンジやピンクを重ねなければなりません。しかし材料の性質上、インクが硬化したり、弾いてしまったりするため、白を乗せず銀の上に直接カラーを乗せないと技術的に印刷できないことが分かりました。そうなると、オリジナルデザインと異なってしまうため、この印刷方法でも難しいのではないかと吉田に伝えたんです。 |
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【吉田】 しかし、その時点で自社印刷の刷り上りも確認しており、まだイメージに到達していないと感じていたので、「とにかく、テスト印刷の結果が出るまで、結論は出さないでください」と頼みました。
【田崎】 最後の可能性にかけテスト印刷に臨んだのは、もう自社印刷に決めかけていた時期でした。どんな風に仕上がっているのか早く見たくて、校正が上がる日は吉田と二人で印刷会社まで駆けつけました。
そこで、担当者の方に刷り上がりを見せてもらった瞬間、言った言葉はただ「すごい!」の一言。 |
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白を乗せていない分、くすみがなく、グラデーションの最後まで光沢があり、カラーの花全体が輝いて見えたのです。予想を超えた仕上がりに、自分たちのなかでは「これしかない!」という思いがありましたね。
【吉田】 これを見たときは、本当にワクワクして興奮がおさえきれませんでした。早速、戦略デザイン室に持って行って結果を報告し、社内の女性社員にも感想を聞いて回りました。みんないい反応だったので、これはお客さまにも気に入ってもらえるだろうと思いました。 |