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[出張報告] ORCA2006:臨床現場の最新カリオロジー
〜「欧州カリオロジー学会2006」より〜 |
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| 飯島洋一先生プロフィール |
| 東京生まれ。長崎大学医歯薬学総合研究科社会医療科学講座口腔保健学助教授。78年岩手医科大学歯学部卒業後、東北大学歯学部にて博士号を取得。アラバマ大学歯学研究科に留学し、長崎大学助教授に就任。クローニンゲン大学材料研究所にて研修。現在は、初期う蝕の診断と治療について研究中。 |
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※ORCA(欧州カリオロジー学会)とは? (URL:http://www.orca-caries-research.org/) |
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| 欧州カリオロジー学会、お疲れ様でした。そもそも、ORCAとはどんな学会なのですか? |
| 世界中からカリオロジーの最新研究が集まってくるので、事実上のカリオロジーの国際学会です。今年で53回目を数える歴史ある学会で、基礎研究から臨床応用までが幅広く議論されています。毎年、欧州の国が順番にホスト国になって開催します。来年はデンマーク・コペンハーゲンですね。 |
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| 世界のカリオロジーの専門家が集うのですね。参加されていかがでしたか? |
| ORCAは他の国際学会と違って参加者が少ないので、互いに親身になってディスカッションできるところが魅力です。名前と顔が一致するまでは距離があるけれど、専門家同士の話っていうのは得るものが大きいのです。共同体のような意識がありますね。 |
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| お互いに育てあうような環境があるんですね。 |
| ORCAは、若い研究者を育てるために、歯学が発展途上にある国で若手向けのサマースクールを開催することもあるんですよ。例えば初期う蝕診断についての今日のエビデンスや考え方を、最先端の研究者が若い人に教育するので、その国のデンタルサイエンスのレベルが一気に上がります。最近は、ブラジルなどの南米の若手の研究者が活発に発表をしていますよ。取り上げているテーマは少し古いものだけれど、若い人を育てるために力を入れているのがわかりますね。日本の場合は歯学が進んでいて、こうした例には当たらないのですが、今年の秋には「ORCA Symposium Japan」を開催することになっています。 |
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