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サンスターがお届けする健康情報
 Do You Know カリオロジー?
最先端のムシ歯学「カリオロジー」に関するニュースをお伝えします。
CONTENTS INDEX
  1. ムシ歯有病率に関する世界的傾向
  2. 北欧諸国に見る、ムシ歯予防の成功
  3. フッ化物添加水が、アメリカのムシ歯予防の成功の秘訣
  4. 日本の現状と将来に向けての対策
1. ムシ歯有病率に関する世界的傾向
- 先進国では低下しているが、リスクの高い集団に集中する傾向がある -

世界のムシ歯有病率については、2003年に世界保健機関(WHO)が報告した「12歳児の歯科調査」の結果から、二つの傾向が見えてきます。
一つは先進諸国では永久歯のムシ歯有病率は1975年以来、一貫して低下傾向を示しているということです。これは学童児だけでなく成人にも同様の傾向がみられます。しかしながら、先進諸国でムシ歯が克服されつつあるという訳ではありません。むしろムシ歯は、リスクの高い人たちに集中していると言えるでしょう。例えば、学童児の総ムシ歯数の75%は、25%の学童児に集中し、また高齢者の根面ムシ歯が増加しつつあります。
もう一つの傾向は、途上国では、ムシ歯有病率が上昇傾向にあるということです。かつて砂糖の摂取量が少なく、ムシ歯の発生も少なかった途上国では、砂糖のほか発酵糖質などの摂取量が増えるにしたがい、お口の中の環境が変化し、ムシ歯の発生を促進する状態になってきたのです。また、ムシ歯予防策を講じてこなかったため、有病率は上昇し、学童児と若年層で大きな問題となっています。
図1.2
図3
 
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