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サンスターがお届けする健康情報
 Do You Know カリオロジー?
最先端のムシ歯学「カリオロジー」に関するニュースをお伝えします。
CONTENTS INDEX
  1. 発想の転換:「健康な歯」を守り続けるための「ムシ歯」学
  2. ムシ歯=「生活習慣病」!
  3. 大人のムシ歯に要注意 -- ライフステージ別のムシ歯リスク
  4. セルフケアとプロフェッショナルケアはくるまの両輪
1. 発想の転換:「健康な歯」を守り続けるための「ムシ歯」学
これまでの主流となっているムシ歯治療は、「早く見つけて、削って埋める」という考え方に基づくものでした。一度削ってしまった歯が元どおりの歯に戻らないのは、仕方のないことです。しかし、カリオロジー研究によって、ごく初期段階のムシ歯であれば、一般的な病気のように、元の健康な状態に戻る場合もあるということがわかってきました。

歯の表面では、常にカルシウムが溶け出し(脱灰)、そして再び取り込まれる(再石灰化)ということが繰り返されて、歯の中のカルシウム・バランスが保たれています。しかし、様々な要因によって、このバランスが崩れ、脱灰>再石灰化の状態が続くことがあります。これが、「初期ムシ歯」と呼ばれる状態です。この段階で早期発見し、だ液中にフッ素を取り入れ、脱灰を抑制して再石灰化を促進すれば、「削って埋める」という治療をせずに、健康な歯に戻すことも可能になります。
穴が開くなど欠損を伴うムシ歯に進行してしまった場合は、歯の健康な部分をなるべく傷つけないよう、できるだけ小さく削って修復します。修復した歯は、再びムシ歯になる「2次う蝕」の原因となりますから、修復部分は最小であることが望ましい状態です。「Minimal Intervention(=MI、最小の侵襲)」と呼ばれるこの考え方も、カリオロジー研究にもとづくものです。

ムシ歯はできるだけ「初期ムシ歯」の段階で把握して健康な歯に戻す、それができなければ最小の治療をおこなって、それ以上の進行を食い止める。ムシ歯は、「削って治す」時代から、「予防」の時代へ。健康な歯を守り続けることがカリオロジー発想の基本です。
 
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