A3:歯や歯ぐきの健康といっても、そこだけに注意すればいいわけではありません。大切なのはやはり体全体の健康のバランス。そのためには日頃口にする食べ物から見直してみることも大切なことです。
文明食の影響
私たちが日常口にする食べ物は、精白パン、精白米、砂糖、甘味食品、缶詰食品などです。おいしく、甘く、やわらかく、見た目も美しく、輸送や保存しやすいなど様々に手が加えられています。流通や保存のための加工はある程度やむを得ないでしょうが、加工しすぎる食品は歯の病気だけでなく、体力の低下や精神活動の鈍化、生殖細胞の異常を引き起こしている可能性を忘れてはなりません。
食生活の改善法
以下の項目は誰にでもできる改善方法で、6ヶ月もすれば効果が歴然と現れます。
1 砂糖の摂取を最小限に減らす
2 穀物はなるべく精白していないものを食べる
3 冷凍食品や缶詰は避ける
4 果物や野菜は殺虫剤や防腐剤の使われてないものを選ぶ
5 油であげてから時間のたったものや、こしのない食用油はさける
6 野菜、海草などのアルカリ性食品を多くとる
バランスのよい食事
肉類や乳製品など動物性タンパクや脂肪を多くとる人には、糖尿病や肥満症が多く見られます。脳卒中や心臓病で死亡する確率も高くなるといわれます。肉食ばかりしてきた人でも、肉を魚に、動物性のバターを植物性のマーガリンに、チーズをカテージチーズに、牛乳を脱脂乳に、それぞれ替えた食事を10年間続けると、心筋梗塞による死亡率が6割も低下したというデータがアメリカにあります。日本でも長寿村といわれるところでは、大豆や魚などのタンパク質や、野菜や海草などをたくさんとっていることが共通します。
日頃からの心がけ
・食事の味付けは薄味にして、食材そのものの味を生かしましょう。
・油は植物油を使い、コレステロールの少ない食品を選びましょう。
・主食は控えめに、副食物は野菜に魚、肉をとりまぜてましょう。
・砂糖や果糖、アルコール類をとりすぎると血液中の中性脂肪が増えて脳卒中などを起こしやすくなります。
・どんな年齢でも太りすぎると、糖尿病など生活習慣病にかかりやすくなります。身長に見合った体重をコントロールしましょう。
・くよくよせず、時には適当な運動で気分転換を。ストレスは血圧を上げ、食生活以上に健康に悪影響を及ぼします。
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