Q:年をとるほど歯周病になりやすいのですか?
A:
「年をとる」と身体の生理機能は衰えてきます。高齢になるにつれ、免疫機能をはじめすべての細胞の防御機能が衰えてきます。その一つの現象として、“感染”に対しても防御力が弱くなるものと考えなければなりません。つまり10〜20歳台の若い人に比べたら「年をとる」と歯周病になり易く、その病状は進行しやすいと言えます。
歯周病は細菌感染症です。年齢の如何にかかわらず口の中が不潔になると歯肉溝に歯周病細菌の塊(プラーク)が増えますが、身体の方はそれらを排除するように働くのが生理的な姿です。「年をとる」と、この防御機能の方が弱くなるのです。
したがって、歯周病の発生や進行を防ぐには、口の中の細菌量をコントロールすることがより重要となってきます。もっとも、口の中を清潔に保つことは、年齢に関係なく歯周病を防ぐ上で大切なことはいうまでもありません。
歯周病の遺伝的素因と環境要因について

イラスト提供 : 岡山大学
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