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サンスターがお届けする健康情報
歯周病と全身疾患
教えて歯周病
歯周病に関するよくある質問・疑問に毎月にわたり随時、わかりやすくお答えしていきます。 皆さまの健康に関わる歯周病がどのような病気かを正しく知り、ぜひ今後の生活の参考にしてください。
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5. "歯周病"と全身との関係って?
Q1.  歯周病と全身疾患にはどんな関係があるのでしょうか? »
Q2.  妊娠しているのですが、歯周病は出産に影響しますか? »
Q3.  歯周病が心臓病の原因になるって本当ですか? »
Q4.  歯周病が糖尿病を悪化させると聞いたのですが本当ですか? »
Q5.  歯周病は肺炎や気管支炎にも影響しているのですか? »
Q:歯周病と全身疾患にはどんな関係があるのでしょうか?

A:
歯周病の症状は、歯周病菌に対する免疫系が歯肉部分で過剰反応することで悪化していきます。通常、免疫反応は身体を守るために働くのですが、歯周病細菌が歯肉に刺激を与え続けると、歯周組織のマクロファージやリンパ球が産生するのは酵素類やサイトカイン類などが、局所(歯肉)に蓄積します。酵素類はコラーゲン繊維などを切断・溶解する作用を持っています。サイトカイン類は、IL_1(インターロイキン1)、IL_6(インターロイキン6)、IL_8(インターロイキン8)、TNF__(腫瘍壊死因子)など多彩な生理活性を示す炎症性サイトカインと呼ばれるタンパク質です。これらは、血液中に入っていろいろの全身疾患に悪影響を及ぼします。

局所的に産生された炎症性サイトカインは、歯周組織に対して悪影響を及ぼすだけでなく、血液を介して全身疾患にも負の影響をもたらします。最近の研究では、糖尿病、心臓血管病、低体重児出産・早産などが歯周病に関連する疾患とされています。また、肺炎、骨粗しょう症、腎炎、関節炎、発熱などへの関連も疑われています。しかしながら、このことに関する研究成果や発表の多くは米国の大がかりな疫学研究が拠りどころとなっており、日本では確証となる介入研究はまだ不足気味です。






イラスト提供 : 岡山大学
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